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3歳から習い事を始めるのは早くない!メリットや教室の選び方を解説
3歳から習い事を始めるのは早くない!メリットや教室の選び方を解説
更新日:2023年01月06日

子どもが3歳を過ぎると、何か習い事をさせてあげたいと考える方は多いです。3歳児は、知識の吸収力や運動能力が高まるともいわれており、習い事を始めるのに向いている時期でもあります。

初めての習い事をスタートするときは「子どもが楽しめるか」「続けられるのか」といった不安もあるでしょう。まずは3歳の習い事の選択肢を知り、気になるものがあれば体験教室に参加してみることがおすすめです。

この記事では、3歳から習い事を始めるメリットや、3歳児におすすめの習い事を紹介します。長く続けやすい習い事選びのポイントも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。



この記事でわかること


  • 3歳を過ぎると習い事を始める子どもの割合が増えてきます。
  • 習い事は、年齢よりも本人の個性にあわせて選ぶことが大切です。
  • 小学校入学前に習い事に取り組むことで、コミュニケーションの取り方や集団行動を学べます。

3歳から習い事を始めるのは早すぎる?


習い事を始める時期は子どもや家庭によって異なるので「◯歳だと早い(遅い)」ということはありません。子ども自身に「やりたい」「好き」という気持ちがあれば、何歳からでも能力アップは期待できます。

このことを踏まえたうえで、実際に習い事を始める時期は何歳が多いのか、以下の「子どもの習い事に関するアンケート」を見てみましょう。




参照:PR TIMES 株式会社イオレ「子どもの習い事に関するアンケート」
調査期間:2022年3月
調査人数:411名



アンケート結果では、2歳と3歳を比べたときに、習い事を始める割合が倍以上に増えています。3歳を過ぎて保育園や幼稚園に通うようになると、習い事を始める方が多いようです。

あわせて読みたい:習い事は何歳からがいい?始めたい時期と年齢別のおすすめを紹介



3歳から習い事を始めるメリット



子どもの習い事は、学びや運動能力を身につけられるだけでなく、コミュニケーションの取り方や自信を育む機会になります。3歳を過ぎると知識の吸収力や運動能力が高まるので、習い事を始めるチャンスともいえるでしょう。ここでは、3歳から習い事を始めるメリットを3つ紹介します。



知識や運動能力の向上につながる


3歳児は、学んだことや経験したことをしっかり吸収してくれる年齢であるといわれています。この頃から体を動かしたり、リズムをとったり、指先を使ったりすることで、今ある能力を伸ばすことが期待できます。



コミュニケーションの取り方が学べる


幼稚園や保育園、小学校に入る前から、ほかの子どもたちや大人(スタッフ)と関わることで、コミュニケーションの取り方が学べます。ダンスのようにチームで行う習い事であれば、協調性を育む機会となり、集団行動にも慣れやすくなります。



目標を達成することで自信がつく


習い事を通して目標達成を重ねることは、子どもの自信に繋がります。たとえば、スイミングではレベルごとにコースが設けられていて「◯◯ができるようになれば進級」など、目標を定めやすくなっています。進級するために努力することで、達成感を得られて、挑戦する気持ちが湧いてきます。チャレンジ精神が身につくので、ほかの習い事にも挑戦しやすくなるでしょう。

あわせて読みたい:子どもが習い事をするメリット・デメリット|種類別で身につく能力も解説



3歳児におすすめの習い事


3歳児におすすめの習い事

3歳児の習い事を選ぶために、まずはどのような選択肢があるか知っておきましょう。3歳児におすすめの習い事は、以下の6つがあげられます。



  • 体育・体操教室
  • スイミング
  • ダンス
  • 音楽教室・リトミック
  • 英語
  • 幼児教室・学習塾

昨今では、ダンスや英語をはじめ、さまざまな習い事がオンラインの授業に対応しています。教室に通うことが難しければ、自宅で学べる習い事を選択するのもおすすめです。

それぞれの習い事の特徴や、かかる費用などを詳しく見ていきましょう。



体育・体操教室



場所
体育・体操教室
スポーツセンター
スポーツジム
メリット
・基礎運動能力を伸ばせる
・社会性や協調性を学べる
・体を動かすことでメンタルが鍛えられる
デメリット
・ケガの心配がある
費用
月謝:3000〜13,000円程度



「体育教室」は、おもにマットや鉄棒、跳び箱などの道具を用いて体を動かし、「体操教室」では、新体操や器械体操を行います。どちらも運動力が身につくほか、柔軟性やバランス力、体力の向上が期待できます。

多くの場合がグループレッスンで、みんなで体を動かしながらルールを覚えます。運動を通して、協調性や社会性、コミュニケーション能力が身につくこともメリットです。3歳から体育や体操を楽しむことで、体を動かすことへの苦手意識が減り、小学校の体育の授業もスムーズに取り組みやすくなります。

デメリットはスポーツの習い事に共通するものですが、ケガの心配があることです。子どもの様子を観察し、もしケガをしてしまったときは、自宅での手当てや、病院で診察を受けるなどのケアをしてあげましょう。



スイミング



場所
スイミングスクール
スポーツセンター
スポーツジム
メリット
・全身運動ができて体力がつく
・バランス感覚が身につく
・水を怖がらなくなる
デメリット
・プールの水が合わない場合がある
費用
月謝:6,000~10,000円程度
その他:水着、帽子、スイミングバッグなどの費用



スイミングは子どもの習い事で一番人気があり、3歳からは子どもだけで参加することが可能になります。水中運動でバランスよく全身を鍛えられるほか、身体をコントロールする能力が身につきます。個人競技ですがクラスごとの指導なので、集団行動を学べる点もメリットです。

初めてプールに入るとき、不安や苦手意識を持ってしまい、水に入るまでに時間がかかってしまう子どもも少なくありません。スイミングを習うことで、水への苦手意識を減らすことに繋がります。
また、スイミングは定期的なテストで進級していくケースがほとんどです。上達するごとにコースが変わるので、目標を乗り越えていく達成感を味わえます。

スイミングのデメリットは多くありませんが、プールの水は塩素殺菌されているため、皮膚が弱い場合は合わない可能性があります。もし心配がある場合は、事前に病院で相談してみましょう。



ダンス



場所
ダンススクール
スポーツセンター
スポーツジム
自宅(オンライン)
メリット
・リズム感が身につく
・柔軟性を高められる
・バランスよく筋肉がつく
・学校の授業に役立つ
・表現力が身につく
・記憶力を鍛えられる
デメリット
・発表会代や衣装代がかかる
・レベルの差がつきやすい
費用
月謝:5,000〜10,000円程度
その他:発表会代、衣装代など



ダンスは柔軟性やバランスのよい筋肉をつけられるほか、リズム感や表現力が身につきます。振付を覚えて実践することで、記憶力を鍛えられる点もメリットです。

また、ダンスは平成20年より中学校保健体育で必修科目となったこともあり、運動会や発表会など、学校内の行事で踊る機会も増えています。ダンススクールによっては、屋内外でのイベントや発表会などでダンスを披露する機会が設けられています。ダンスができれば、人前で踊ったり、表現したりすることに対して、抵抗感なく挑戦できるようになるでしょう。

自宅でオンラインで学べるダンス教室もあります。通うことが難しい場合や、人前で踊ることに抵抗があれば、まずはオンラインでチャレンジしてみることもおすすめです。

ダンスは、個々によってレベルの差がつきやすい傾向があります。周りと比べることなく、楽しんで通えるように、親が褒めてあげることも大切です。一口にダンスといってもさまざまなジャンルがあるので、複数試してみて、子どもに合うものを見つけてあげるのもよいでしょう。



音楽教室・リトミック



場所
音楽教室
自宅(オンライン)
メリット
・リズム感や音感が身につく
・発表会を通して人前に出る自信がつく
・大人になってからも楽しめる
デメリット
・自宅で練習する際に近所への配慮が必要
・楽器によっては初期費用が高額になる
費用
月謝:5,000〜9,000円
その他:発表会代、衣装代、楽器代など



音楽教室のなかには、ピアノやオルガンなどの楽器を教わる教室のほか、リトミックを含む音楽全般を学べる教室などがあります。0〜2歳までは歌ったり、リズムに乗ったりすることがほとんどですが、3歳を超えると、さまざまな楽器に挑戦しやすくなります。体験教室で楽器に触れてみて、子どもが興味のある楽器を習い始めるのもおすすめです。

音楽教室で楽器を弾いたり、リズムに乗り体を動かしたりすることで、子どもの想像力や表現力を培えます。定期的な発表会がある教室では、練習の成果を人前で披露することで、子どもの自信にも繋がるでしょう。

デメリットは、教室や楽器によっては、初期費用や発表会にかかる費用など、月謝以外の負担が大きいことです。また、自宅で楽器を練習する場合は、夜遅い時間は避けるなど、近所への配慮も必要になります。



英語



場所
英語教室
自宅(オンライン)
メリット
・英語に親しみをもてる
・小学校の授業に役立つ
デメリット
・継続的に学習しないと忘れてしまいやすい
・教室によっては月謝や教材が高額になる
費用
月謝:4,000〜20,000円
その他:教材費



英語を習う教室には、英語の歌や絵本、手遊びで遊びながら学ぶタイプの教室や、英会話教室などがあります。幼い頃から英語を学ぶことで「英語が楽しい」「英語が好き」という気持ちが生まれやすく、英語特有の発音が身につくなどのメリットがあります。3歳のうちは、英語の音楽に合わせて歌ったり、教材で遊んだりしながら、少しずつ学んでいきます。

また、2020年度から小学校で英語教育が必修化されました。小学校の授業で初めて英語に触れるよりも、習い事で英語に慣れておくことで苦手意識を減らせるでしょう。

パソコンやタブレット端末を使用して、自宅で学べるオンラインレッスンも増えています。自宅であれば、親子で一緒に学べて、復習しやすいところも魅力です。


幼児教室・学習塾



場所
幼児教室
学習塾
自宅(オンライン)
メリット
・ジャンルを限定せずに幅広く学べる
・教室で使う教材で、自宅でも学べる
・学習する土台を培える
デメリット
・子どもがプレッシャーに感じてしまうことがある
・教室によっては月謝や教材が高額になる
費用
月謝:8,000〜18,000円
その他:教材費



幼児教室や学習塾のメリットは、日本語・英語・算数などを幅広く学べることです。まずは幼児教室で幅広く学び、そこから「運動」や「音楽」など、興味のあるジャンルに特化した習い事にチャレンジしていくのもよいでしょう。

3歳のうちは、子どもの好奇心を刺激する教材を使用することが多く、勉強するというよりは、遊びながら楽しく知識をつけていきます。幼児教室は教室によって教育方針も異なるので、ウェブサイトや体験教室で、子どもや親自身の方針に合う教室を選ぶことも重要です。机に向かって学ぶことに慣れておくことは、小学校入学に向けた就学準備としても役立ちます。

一方で、学習内容のレベルが高かったり、ほかの子どもと比べてしまったりすることで、子どものプレッシャーとなってしまうことがあります。子どものペースにあっているかを見てあげて、無理なく学習していくことがポイントです。



長く続けやすい習い事の選び方



せっかく習い事を始めるなら、できるだけ長く続けられるものを選びたいですよね。習い事を選ぶときは、子どもにとってのメリット・デメリットだけでなく、時間や費用など、親にかかる負担がどのくらいかも注目するポイントです。ここでは、長く続けやすい習い事の選び方を解説します。



子どもの「好き」を尊重する


習い事を楽しみながら続けるためには、子どもの「好き」「楽しい」という気持ちを尊重してあげることが大切です。親目線で「何をやらせたいか」「将来どうなってほしいか」という考えも必要ですが、子どもにとって興味がない習い事では、長続きしないかもしれません。子どもの気持ちを尊重したうえで習い事を選んでいくことで、継続がしやすくなります。



子どもの生活リズムを崩さないものを選ぶ


3歳児は、お昼寝、食事やおやつの時間、おうちで遊ぶ時間など、習い事以外の時間もしっかりと考えてあげる必要があります。週に数回通う習い事や、長時間のレッスンを急に始めると、生活リズムが崩れてしまう可能性があります。モチベーションが上がらず、通うことを拒否するようになってしまうことも考えられます。

まずは、今の生活リズムを大きく崩さない時間やタイミングで、できる範囲の習い事から、少しずつ挑戦してみるのがおすすめです。



月謝や諸費用の負担が大きすぎない教室を選ぶ


習い事を継続するには、月謝や諸費用の負担の大きすぎない教室を選ぶことも大切です。習い事によっては、月謝に加えて、衣装や道具、教材などの費用が発生するケースもあります。自宅から遠い教室に通うのであれば、電車代やガソリン代、駐車場代がかかることもあるでしょう。

月謝が負担になりそうであれば、チケット制(回数券)のように、レッスン費を都度支払うタイプの習い事もおすすめです。子どもの習い事の費用については、こちらの記事で詳しく解説しています。

あわせて読みたい:子どもの習い事の費用は平均いくら?月謝の目安や選び方を解説



送迎や待機時間も考慮する


3歳の習い事は、送迎や教室での待機が必要です。仕事の時間や、きょうだいのスケジュールなども考慮する必要がある場合、時間に余裕を持てなくなるかもしれません。送迎や待機する時間の確保が難しいのであれば、自宅でできる学習教材や、オンラインレッスンを導入している習い事もおすすめです。



いろいろな習い事に挑戦してみる


習い事を始めたあとに、子どもが楽しくなさそう、習い事に行きたがらない、といった悩みはつきものです。また、実際に習い事をスタートしてみたら、思った以上に金銭面や時間の負担が大きいと感じるケースもあります。

今通っている習い事が、子どもや親にとって負担になるのであれば、ほかの習い事に挑戦してみる方法もひとつです。子どもにとって何が合うのか、何なら楽しめるのかわからないときは、いろいろな体験教室に参加して、子どもの興味を観察してみましょう。

あわせて読みたい:子どもの習い事の選び方|失敗を防ぐ方法と注意点



よくある質問


Q. 3歳の子どもが習い事に行きたがりません。どうすればいいですか?


A. 子どもが習い事に行きたがらないときに、無理に連れて行こうとすると、余計に習い事がつらくなってしまうかもしれません。まずは「習い事に行けたこと」を褒めてあげるだけでも、前向きな気持ちを持てることがあります。どうしても行きたくないのであれば、無理をせずお休みをさせたり、ほかに習い事に挑戦したりなど、子どもの様子に合わせて検討してみましょう。



Q. 子どもが好き・嫌いをあまり示しません。習い事選びはどう判断すればいいですか?


A. 日常生活のなかで、子どもが好きそうなことや得意なことを見つけてあげることがポイントです。3歳を過ぎると、親子での会話やコミュニケーションもとりやすくなってきます。どんなことに挑戦してみたいか、幼稚園や保育園で楽しかった活動は何か、などを聞いてみるのもおすすめです。


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